2025-07

人間の咬合

噛み合わせと脳の関係

咬合力を受け止める歯根膜は、歯牙を支えるクッション(車で言うショックアブソーバー)の様な器官で、豊富な血管網(毛細血管)があり、噛むと歯牙が約30μ沈み込みます。その圧力で歯根膜にある血管が圧縮されて、ポンプの様な働きで血液を脳に送り込んで...
人間の咬合

歯と全身の関わり

赤ちゃんの歯と全身の関わり赤ちゃんの前歯(乳中切歯)【アンテリアガイダンス】が生えてきた頃から、つかまり立ちが始まり、だんだん、よちよち歩きを始めていきます。また言葉もわかる様になり、指で物をつかめる様になってきます。乳側切歯が生えてきたく...
人間の咬合

咬合接触の正確なチェック法

咬合チェックは咬合紙を使うのが一般的ですけど、実際本当に当たっている所以外に咬合紙の色がついている事がよくあります。この当たっていない所を削ってしまうとどうなるかと言うと、咬合面の凸凹が無くなってしまい平坦な咬合面になってしまいます。実際に...
人間の咬合

噛み合わせと姿勢の関係

人間の頭は、脊柱(体を支える軸)の上にあり、ボーリングの球くらいの重さ(約5〜6Kg)があります。その頭で唯一左右前後に動くのは下顎です。この下顎がほんの少しズレると一番上にある頭の重心がズレる事になり、その影響は全身的にかなり大きなものに...